人気芸人である”令和ロマン”がオンラインカジノ賭博疑いで出演しているTV放送が差し替えになる事件がありました。スポーツ選手も書類送検されたことも記憶に新しいですね。
違法なのか合法なのかわかりにくいオンラインカジノについてこの記事で詳しく解説していきます。この記事を読むと
- なぜオンラインカジノの違法なぜわかりにくいのか?
- そもそもオンラインカジノってなに?
- だれでも簡単にできてしまうものか?
- 違法じゃないオンラインカジノってあるの?
- なぜオンラインカジノをやったとバレるのか?
- バレたらどうなる?罰金?逮捕?
- ハマってしまい抜けれないのはなぜか?
- 犯罪の低年齢化と言われてるが子供をオンラインカジノから守るには?
このようなことがわかります。自分のためにも、大事な人のためにも、知っておいたほうがいい情報を書きますのでぜひ最後までご覧ください。
オンラインカジノはなぜ違法だとわかりにくいのか?
- 初心者でも簡単に始められるオンラインカジノ
- 5分で登録完了!オンラインカジノ
- 初めてでもわかりやすいオンラインカジノ基礎講座
- オンラインカジノ入門編
と検索画面がドッサリでてきます!一見すると『オンラインカジノって合法なの?』って勘違いしてしまうぐらいの情報量です。もちろん違法・犯罪とは書いてません。
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オンラインカジノは違法・犯罪だと知らずに、先にオンラインカジノのやり方を調べてしまうと簡単にひっかかってしまいそう
”短時間で”、”登録無料で”と書いてあるのも気軽さを助長しています。
なぜオンラインカジノは違法なのか?
警察庁のホームページにはこのように書かれています。
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オンラインカジノは、海外の事業者が合法的に運営しているものであれば大丈夫なんじゃないの?
というふうに、日本国内で個人的にこれを利用しても犯罪にならないと考えるかたも多いそうです。令和ロマンの高比良くるまさんも過去にオンラインカジノをやっていましたが、『違法ではないという認識があった』と謝罪しています。『日本でやるのはグレーゾーン』という言葉も聞いたことがありますが日本では完全に違法です。
そもそもオンラインカジノってなに?
オンラインカジノのサイトにアクセスすると、ルーレットやスロット、ポーカーなど実際のカジノ施設で行われているようなギャンブルをイメージした画面が出てきます。
中には、サイト上に出現するディーラーとチャット機能を使って会話をしながら賭けることができるものもあります。簡単に利用できる気軽さから、プレイにのめり込んでいく人が少なくありません。
(NHKクローズアップ現代より抜粋)
違法じゃないオンラインカジノってあるの?
公営ギャンブルと呼ばれているものが違法ではありません。
- 中央競馬、公営競馬
- 競艇、競輪、オート
- パチンコ
- 宝くじ、スポーツくじ、toto
なぜオンラインカジノをやったとバレるのか?
芸能人がオンラインカジノをやったとバレるのはなぜなのでしょうか?
高額の送金があるとバレる
オンラインカジノで儲かったとして、その金額を出金したとします。オンラインカジノで資金移動をする場合は必ず銀行口座に記録が残ります。
分割で送金したとしても、税務署はお金が動いている口座と注視しているのでバレる可能性が非常に高いです。
税務調査が入ってしまうとバレる
個人事業主や、会社経営をしている方は定期的に税務調査が入ります。税務調査では、納品書・領収書・預金出納帳などと合わせて、個人の口座情報もチェックされます。
つまり、個人事業主や会社経営者はよりバレやすいのです。
税務署が不自然な資金移動だと目を付けられるとバレる
税務署は常に、資金の不自然な移動がないか注視しています。極端な収益や何かしらの理由で納税額が減ったなど、怪しいと判断されると細かく調査されてバレます。
バレたらどうなる?逮捕?罰金?
オンラインカジノで罪に問われた場合、賭博罪もしくは常習賭博罪という犯罪が成立します。
賭博罪とは?
刑法第185条では「賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する」という罪です。
常習賭博罪とは?
刑法第186条では「常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する」という罪です。
また、日本国内でオンラインカジノの入金や出金といった決済に関与したり、広告・宣伝してオンラインカジノに誘い入れたりすると「賭博幇助」などの罪に問われることがあります。
オンラインカジノにハマってしまい抜けれないのはなぜか?
オンラインカジノは違法なのに手を出してしまい、抜けれない状況に陥ってしまうのはなぜなのでしょうか?それは以下のことが考えられます。
- 簡単に登録ができてアクセスもスマホなので便利
- SNSなどの普及で影響を受けてしまう
- 大金を獲得できるかもしれないという思い込み
- オンラインカジノが『合法』や『グレーゾーン』だと勘違いされている
- やってることがバレづらいので周囲からも注意してあげることができない
犯罪の低年齢化!子供をオンラインカジノから守るには?
ゲーム感覚でオンラインカジノに入ってしまう事例が海外でもあり約1120万円以上を失ったニュースがありました。スマホやインターネットは小さいうちから日常的にある現代では完全にシャットアウトするのは難しいのかもしれません。
子供も大人も『違法とは知らなかった』では済まされないのです。子供を犯罪から守るにはいくつかの防御策を講じる必要があります。
小学生の子供への防御策は?
ネットのフィルタリングが一番効果的だと考えられます。フィルタリングとは
- 有害な情報や犯罪に巻き込まれる可能性があるサイトやアプリを制限できる
- 利用できる時間帯を管理することができる
- 発着信履歴やウェブの閲覧履歴を確認する
このような便利な機能がスマートフォンにはあります。何は有害なのかの判断が難しい小さな子の場合は強制的に有害サイトをブロックしたり、利用時間を制限することが有効だと考えられます。
それだけではなくお子さんがどんなサイトを見ていたのか履歴もチェックするとより安全です。
中高生の子供への防御策は?
小学生への対策ができなくなってくる年頃のお子さんには制限することが実質難しくなってきます。
- 簡単に稼げるものほど、より怪しいということを伝える
- 楽で簡単に稼ぐ方法なんてないということも伝える
- 無料だからと気軽にサイトに登録しない(個人情報の観点からも)
- 銀行口座は絶対登録しない
- お金のやり取りする時は親へ確認とってから
スマホを購入する時にこのような約束事をしてみてはどうでしょうか。あとはテレビで同様の事件などがあった時に話をするのも効果があると思います。
オンラインカジノ令和ロマンも違法と思わなかったわかりにくさとは?
オンラインカジノは日本でやると違法で犯罪だということがわかっていただけたかと思います。インターネットやネットバンキングでお金のやり取りが簡単にできるようになってしまったのもオンラインカジノが手軽なものになってしまった理由のひとつです。
オンラインカジノは犯罪であることを認識して、まずは手を出さないのが一番大事かと思います。子供には親がフィルタリングをしたり、危険であることを繰り返し教えることで防止できることがあります。犯罪なのか合法なのかわからないものには手をださないことが大切だと考えられます。
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