男子バレー3位決定戦の注目ポイント!アメリカ対イタリアの結果予想

男子バレー3位決定戦、イタリア対アメリカの結果を予想と書いてある写真 全日本編

準決勝に進んだアメリカとイタリアが3位決定戦で対戦することになりました!

日本時間8月9日(金)23時からTBSやTVerで放送予定です。

日本は負けてしまいましたが日本の準決勝進出をフルセットで阻んだイタリアと、予選リーグで戦ったアメリカ、どちらが銅メダルを取るか大注目です!

両国とも最近日本と戦ったので記憶に残っている方も多いと思います。銅メダルをかけた3位決定戦の注目ポイントと結果の予想をしていくのでご覧ください!

セットカウント3対1でアメリカが勝利すると予想!

私の個人的な予想は3対1でアメリカが勝つのではないかと思ってます。

追記:3対0でアメリカが勝ちましたね!ラリーが続く面白い試合でした!!

イタリアは日本戦やフランス戦を、アメリカは日本戦やポーランド戦をテレビ観戦してて直観でしかないのですが僅差でアメリカだと考えてます。

みなさんはどちらだと思いますか?答え合わせはもうすぐです!

注目ポイントの1つは高さ!両国ともミドルブロッカーが高い

  • イタリア背番号19ロベルト・ルッソ選手     (32歳・207cm)
  • イタリア背番号14ジャンルカ・ガラッシ選手(27歳・201cm)
  • アメリカ背番号12マックスウェル・ホルト選手(37歳・205cm)
  • アメリカ背番号19テーラー・アベリル選手(32歳・201cm)

どの選手もミドルブロッカーとして日本に立ちはだかってましたね。アナウンサーがよく名前呼んでたのを記憶してます。

日本をブロックで仕留めたり、ミドルからの攻撃で点をとったりと大活躍していました!

何度も国際大会で戦ってきているベテラン勢です。ミドルブロッカー対決は両国とも大きな差がないように思います。

ブロックの役割はどんどん進化しています!昔は『相手のスパイクを止めてこそブロック』な風潮でしたが今の役割はそれだけではないと感じます。

  • ブロックに当てて(ワンタッチ)して改めて攻撃の型を作っていく(両チームとも)
  • 相手のフェイントに(少しでも空中で手が残ってれば)ブロッカーがフェイントを相手コートに落とせる
  • ブロックに飛ぶが空中で腕を下げて指先に当てられてのアウトを防ぐ(石川祐希選手がやった手をグーにしてブロックアウトを防ぐのも有効)

どのブロックもオリンピックを観ていたかたは何度も目にしているはずです。

ブロックで仕留める(ドシャット)はテンション上がりますが、何度もブロックに当てて攻撃の型を作ってとラリーが続いていくのも応援していると面白いですよね!

空中での駆け引きは楽しみですね!両国とも高さがあり、経験値があるのでブロックひとつだけとっても学ぶことがいっぱいあります。

アメリカはパワーと速攻、イタリアは高さと持久力が強み

見た目はアメリカのほうがガッシリしていて力があるように見えます!パワーとスピードがあるチームであり、セッターが速い攻撃を得意としている感じに見受けられます。

攻撃が速いのとバックアタック(最近はセンターとのセットで”パイプ”と呼ばれている)があるので相手のブロックが絞りこめず苦戦していました。

ブロックではイタリアが高さを生かしてアメリカを封じこめようとしてくるはずです!最初はブロックを絞りきれないかもしれませんが、時間がたつにつれ”慣れ”と”読み”でブロックポイントはイタリアのほうが上回ってくるのではと予想してます。

イタリアのほうが持久戦に強いという印象もあります!日本は準々決勝であと1点取れば…というシーンが実は4回もありました!マッチポイントが4回で、そのうちの1点でも日本がとってたら次へ進めたんだと考えると悔しいですね。

その4点分は全てモノにしてきてフルセットで勝ったので(劇的でした)かなり粘り強さと絶対勝つという強い思いがあります!

両国ともサーブが強いがイタリアのサーブは大注目ポイント!

サーブで1点とれるほど威力のあるサーブをオリンピックではたくさん観てきました!みんなサーブ1本に集中して毎回勝負しているので誰がサーブ打っても全員脅威になってますよね!

今の主流は”ミスはしょうがない、それに恐れずとにかく思いっきりサーブを打つ”というのがバレー界の常識になってきました。

その中でもイタリアのキャプテンでセッターの6番シモーネ・ジャネッリ選手のサーブが一番印象的でした。サーブは強いのが当たり前なんですが

サーブ以上にメンタルが強すぎる!

日本がイタリアと準決勝をかけて戦ったとき、あと1点日本が取ったら終わりの第3セット目!ジャネッリ選手がリベロの山本智大選手と石川祐希選手の間にサービスエースを決めたのです!

試合が終わってみたら、あの1球から大逆転劇が始まったんだと私は考えます。あと1点、どうしても日本が欲しかった1点を与えず100%攻めた攻撃的サーブで流れを根底から変えたのです!

そんなサーブ見たことないです!ただ強いだけ、ただ速いだけというサーブではないのです。相手のやる気をなくさせるような、またもう1球来るのかと不安になるようなサーブです!

日本の選手が勝ちに急いだわけでもなく、サーブに戦意喪失したわけでもないのに失った1点の大きさがこんなに重たく感じたことはなかったです。

メンタルが強い・弱いというのは集中力の差だと私は考えています。ジャネッリ選手はサーブ1点に対しての集中力が、日本の『ラスト1点とりたい』を上回ったんだと感じました。

集中力MAXの時はネガティブなことは一切考えない、サーブミスれないということすら考えもしなかったはず。オリンピックという大舞台であの場面での集中力はも拍手するしかないです!

オリンピックが終わった今は、ジャネッリ選手のサーブは楽しみのうちのひとつになりました!そして今期からは石川祐希選手と同じチーム(イタリア1部リーグのペルージャ)でプレイすることが決まってます。オリンピックでは対戦相手でしたが、今度は強力な味方になります!

自分の国同士だと対戦相手になってしまいますがチームメイトだと相乗効果で面白いバレーが見れそうな予感がしてます!

男子バレー3位決定戦の注目ポイント!のまとめ

やはり書いていくとアメリカが勝つと予想してるものの、イタリアもすごいので正直揺らいでいます。自分達の得意としている流れにどうやって乗るのかが最初は大事だと思います!

自分達の流れに乗せるには得意なことを相手に渡さないというのがベストです!アメリカだったら”パワーと速攻”、イタリアは”高さと持久力”です。

この強みを相手に取られてしまったら点数巻き返せないぐらい勢いづくことでしょう。まずは自分達の得意なことを1つずつこなしていくだけです。

究極な考えだとサイドアウト(サーブ権が交互に移動する)を繰り返していけばまず負けません!

1点とられたら1点取り返すを繰り返していき、対戦相手に慣れていくほうが終盤の得点に効いてくるような気がします。最後は2点差がつくまでは試合が続くのでサイドアウトキープです!

試合も終盤になると両者少しも譲らない展開になっているはずです!サーブもトスもスパイクも何もかもが強気で、応援の声もすごいはず!

オリンピックじゃないと観れない試合というのは貴重なので絶対見逃したくないですね。私も自分のバレーで何か小さくてもいいから参考になるシーンないかと考えています。期待大で最初の1点からガチ勝負なので目が離せない試合になりますね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました