バレーボールをがんばっていたら
次のキャプテンやってみない?
と声かけられたことありますか?ビックリと同じぐらい、うれしいという気持ちと不安な気持ちが押し寄せてくるのではないかなと思います。
またはバレーボールをがんばって練習し、上達してくると『キャプテンになりたい』とか『リーダーになるにはどうしたらいいのか』と考えることが増えてきたということありませんか?そんな時はこの記事をぜひ読んでみてほしいです!
実は私は中学生ではただのバレー部員、高校生では副キャプテン、PTAバレーではキャプテン、現在のバレーチームではただの部員を経験してるので、どの立場も理解できて、その時の気持ちがわかります!
- キャプテンをやりたいけど自分には向いてないかもしれない
- キャプテンに抜擢されたが自分がどんなキャプテンになりたいかわからない
- キャプテンはどんなこと考えて動いているの?
このブログを読むとこんなことがわかります。悩んでいる方は一度読んでみてください!
バレーのキャプテンに選ばれる人!どんな人がむいてる?
どんな選手も最初は初心者。春高で優勝したチームのキャプテンも、全日本のキャプテンも、みんな最初は初心者でした。生まれながらにしてキャプテンになる人はいません。
誰でも最初は初心者だったということを忘れないでください。その上で、どんな人がキャプテンに向いているのか、解説していきます!
仲間に分け隔てなく接することができる
バレーが上手な人も、性格がキツイ人も、よく遅刻する人も、チームにはいろいろなメンバーがいるわけです。自分以外は全員他人で、到底わかりあえない時もあります。
自分との違いを認めて、仲間の状況や感情を理解し共感することができる人、公平な態度を持てる人、そんな人は仲間に対しても公正でいられると思うのです。
仲間との良好な関係を築くために、聴くことや適切な表現でコミュニケーションを円滑に進めることはすごく大事です。それがうまい人は誰にでも分け隔てなく接することができるでしょう。
感情をコントロールでき、ずっと不機嫌なままでいない
感情の波が激しい人は周りに迷惑がかかります。特にそれがキャプテンなら周りのメンバーは常にキャプテンの顔色を伺ってばかりになります。ずっとテンション上げて…ということではなく、ずっと”穏やかに”がいいです。
イヤなことがあって一時的に怒ったり泣いたりしても大丈夫です!キャプテンである前に人間なのでそんな日もあります。でもそれをずっと引きずってはいけません。バレーの時間はバシッと切り替えてバレーに打ち込む、そのほうがイヤなことも忘れてしまいますよ。
『でもイヤなことを引きずってしまう…』という人はいい方法があります!周りのメンバーに『今日イヤなことがあってね』ということを先に打ち明ける!です。
話を聞いてくれるだけで気持ちが楽になるものです。話を聞いてもらってもまだ不機嫌な態度なんてとれないので、この方法はおすすめです。
周りの人に頼ることができる
リーダーやキャプテンや部長って肩書があると『みんなに弱さを見せれない』とか『常に強くないと』と必要以上に肩に力が入ってしまう人が多いと感じます。
なんでもかんでもひとりでこなしてしまうと周りのメンバーからどう見えると思いますか?
- キャプテンは全部ひとりでやるから私もそうならなきゃ…
- キャプテンの前で弱音は吐けない
って気持ちになります。そんな強いキャプテンがいたとして、次の代のキャプテンを決める時は自薦、他薦にしてもとてもハードルが高くなってしまうようにも思います。
解決策は簡単です!メンバーの得意なことはその人にお願いして任せていく、これです!周りの人に頼ることができるキャプテンって人を良く見てると思うのです。
- 率先して動いてくれる人
- 注意のしかたが上手い人
- チームのムードメーカ
- 気持ちが優しい人
全員違ういいところ、得意なことがあるのでそこを任せていく。『じゃぁキャプテンは何やるの?』って話になりますが、そんなみんなをまとめるのがキャプテンの仕事です!
バレーボールが大好き
みんなバレーボールが大好きで、仲間で目標を達成するために頑張っているのだと思います。キャプテンだってキャプテンになりたくてバレーを始めたわけではないですよね。みんなの共通は『バレーボールが大好き』ってことです。
大好きなものだから、もっとボールに触りたいし上手くなりたい!好きって気持ちは頑張る力になります!キャプテンもキャプテンの仕事ばかりだと息詰まったり、視野が狭くなってしまうので初心に戻って大好きなバレーボールに打ち込むというのを忘れないでほしいです。
バレーボールに夢中になってるキャプテンは周りから見ても楽しそうだし、この人と一緒にバレーやりたい、ついていきたい!と思ってもらえるはずです。
初心者の頃を思い出せる記事です!バレーボーラー全員ここからスタートです↓
リーダーの役割を学びチームを良くしていくには?
自分がキャプテンになったならこんなチームにしたいという思いがありますよね。そんな初期段階の時期のアドバイスです。
統率力や発言力は必要?
答えはNOです!まず統率力ですが、キャプテンになってから身についていくものです。全然考えなくていいものだと思ってます。統率力なんて知らない間に後からついてくるものです。
そして私は発言力では悩んだ記憶があります。自分がキャプテンだったころは『こう言ったら印象悪いかな?嫌われないかな?』と自分の意見より人の目を気にするタイプでした。でもこれはよくないと自分でも気づいてて、考えました!
キャプテンだから自分の意見を通す、というのも少し違うと感じていたので”キャプテンだからみんなの意見を言わせる”方向へシフトチェンジしました。キャプテンのお願いでみんな自分の意見を言わなきゃいけなくなるのです。これが唯一できた”発言力”だったと思います。
結果はみんな自分の考えを持ってもらえるし、その発言を聞けて良かったです。なにか問題が起きた時にキャプテンの発言は『みんなどう思う?みんなの意見聞きたい!』です。
最後に自分の考えももちろん話しますよ。そしてみんなの意見をまとめるのはキャプテンです!まとめるのは大変でしたが、それ以上に仲間の意見聞けるのがチームにとってプラスになります!
常に仲間の先頭を進むべきなのか?
キャプテンがチームを引っぱっていく!という言葉がありますが、私はそれができないキャプテンでした。エースでもないし、レシーブが得意ってわけでもない、”バレーは好きだけど技術的には平凡な選手”でした。
自分でも、私が率先して先頭を進むイメージなんてわかなかったです。私ができたイメージは”一番後ろで遅れてるメンバーを押しながら前へ歩いていく”というものです。
進む方向がわかってれば、先頭を進むのはキャプテンじゃなくてもいいと思うのです。全員で同じ目標に進むには遅れてるメンバーを引き上げることが大事だと考え、キャプテンの自分は最後方にいて押すぞと思ってました。
学校だったら後輩とか、大人になってからだと新しく入ったメンバーを他の仲間のところへ引き上げるための努力をしてました。
たまには率先して怒られる存在
これはキャプテンあるあるかもしれませんね。試合が毎回余裕で勝つなんてことないですし。先生や監督には目をみて怒られます。
自分のプレイだったり、チーム全体のことだったり、まず怒られるのはキャプテンです。怒られるのはイヤですが、これはしょうがないことです。
慕われてるキャプテンだと周りのメンバーはそのあとすごく頑張ってくれたりもあります。怒られたダメージ以上に周りのメンバーに助けられることがあるので注意を受けるのが全て悪い出来事ではないです。怒られる=頼りにしているからと前向きにとらえましょう!
後輩や仲間に背中をみせるのは必要か?
これはNOです!考えなくていいです。理由は後輩や仲間は頑張ってるキャプテンの背中を勝手に見ているからです。誰かの見本になるためにキャプテンをやってるわけではないので、自分が思うキャプテン像に従って行動するのがベストです!
言葉にしないと伝わらないことが世の中には多いですが、その人の行動でしか心を打たれないことも絶対あるので自分の考えで行動できるキャプテンになりましょう!
バレーキャプテンになりたい人の特徴や役割のまとめ
誰もが最初は初心者であり、キャプテンもずっと悩みを抱えながら役割を全うしているのがわかってくれたと思います。最終的にはチーム全員で仲良く楽しく勝ちたいということを目指して、そうなるにはどうゆう道のりをたどればいいのかを考えて動くのがキャプテンだと今の私は考えます。
いまはただの部員の立場ですがキャプテンやっててよかったと思うことは、キャプテンの大変さがわかることですね。自分にできることは率先してやろうと思えるキャプテンがいるチームは理想ですね!
ゆくゆくはこんなプレイができるチームにしたい!かっこいいフェイクセットの技を使いこなす記事はこちらです↓
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